言って(ギャラクシー500)

もういちどだけ、言って
きみはぼくのはいてる靴が好きだって
立ち去る前に、言って
きみはほんとうにいろいろ気にすることができなかったんだって

ぼくが飲み物をぜんぶ買ったんだよね
きみの友だちの分まで
なんてこった、きみには分からないの?
ぼくの気が変になりそうだってことが

ぼくの靴をはいて
ぼくみたいに物ごとを見るんだ
そして、家のなかに入って
ぼくがきみにそうして欲しいってことは、分かってるはず

なんだってきみには見えないのかな
きみが残したあれこれのものが
なんだってきみには分からないのかな
ぼくの気が変になりそうだってことが

いいバイブレーション(ビーチ・ボーイズ)

彼女はもうぼくの頭のなかにいてあれこれしている
ぼくは、ぼくはただ彼女の目をじっと見つめた
それだけで、説明できない「何か」をぼくはキャッチした

そう、キャッチしている
すごく、すごく、すごくいいバイブレーションを
すごく、すごく、すごくいいバイブレーションを
すごく、すごく、すごくいいバイブレーションを
すごく、すごく、すごくいいバイブレーションを

賭けてもいい、ぼくは彼女がどんなふうなのか分かってる
彼女がぼくにとってまさにうってつけってことも感じられる
ふしぎなくらいに彼女の存在がぼくに迫ってくる
で、思うんだ、彼女は何をキャッチしてるんだろう、って

ぼくはねがう、彼女のキャッチしているものが
すごく、すごく、すごくいいバイブレーションであることを
すごく、すごく、すごくいいバイブレーションであることを
すごく、すごく、すごくいいバイブレーションであることを

すごく、すごく、すごくいいバイブレーション
すごく、すごく、すごくいいバイブレーション
すごく、すごく、すごくいいバイブレーション
すごく、すごく、すごくいいバイブレーション

くりかえしくりかえし(ハルモニア)

くりかえしくりかえし うえのほうしたのほう
あるときはうえ あるときはした
くりかえしくりかえし あっちのほうこっちのほう
あっちこっち ちょっぴりよわくちょっぴりつよく
くりかえしくりかえし うえのほうしたのほう
あるときはうえ あるときはした

崩壊(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)

崩壊 崩れていく
もうそんなに時間はない
崩壊 崩れていく
もうそんなに時間はない
崩壊 もつれる足取り
街を破壊
夜の徘徊
大地を均す
崩壊 それがすべて
おれのなかにあるすべて
崩壊 甘美な崩壊
めちゃくちゃな めちゃくちゃな めちゃくちゃな
群れ 新たな輝かしい群れ
今度はチンギス・ハーン抜きで
おれたちは街を破壊する
夜の徘徊がおれたちを盲目的にする
崩壊 崩れよ
崩壊 もう時間がない もう時間がない
すばやく撃ち ただ叫べ
すばやく生きろ 崩れゆくまで もう時間がない
おれたちは新たな輝かしい群れ
チンギス・ハーンみたいなやつはここにはいない
崩れていく もう時間がない
焼き尽くせ 破壊しろ
めちゃくちゃに めちゃくちゃに めちゃくちゃに めちゃくちゃに